ブログをご覧いただきありがとうございます!
今回は荒木かおりさんについて。
2017年1月23日の「プロフェッショナル 仕事の流儀」に出演されています。
プロフィールや経歴をwikipedia風にご紹介していきます♪
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目次
荒木かおりのwiki風プロフィール&経歴!彩色復元師とは??
出典:https://uralife.wordpress.com/
荒木かおりさんは1958年生まれ。
現在の年齢は58歳。
川面美術研究所の代表をつとめられています。
主なお仕事は絵師。彩色復元師としてご活躍されています。
彩色復元師とは聞き慣れない職業ですよね。
どのようなお仕事なのでしょうか??
言葉を見る限りだと、色を鮮やかに復元する人??
調べてみたところ、彩色復元師のお仕事は国宝や文化財に関するお仕事でした。
長い期間が経過すると建物や絵画、物品は色褪せてきてしまいます。
このように経年劣化して色褪せた国宝や文化財の色を蘇らせるのが彩色復元師の仕事です。
後ほど、荒木かおりさんが復元した作品をいくつかご紹介します。
どれも有名なものばかりでした!
ところで、なぜこんなにコアで珍しい職業につくことになったのでしょうか??
それは、荒木かおりさんの大学時代に遡ります。
昔から絵を書くことが好きだったという荒木かおりさん。
高校卒業後は美術を学べる大学に進学。
京都教育大学美術科日本画専攻のご出身、ご卒業です。
大学に入学した当初は絵の創作が好きだったそうです。
修理よりモノ作りの方が楽しそうですよね♪
私はそう思います。あなたはどうでしょう??
変化のきっかけは大学在学中、イタリアにフラスコ画を学びにいったこと。
フラスコ画とは壁に直接、絵を書くスタイルの絵画です。
こんなイメージですね。
↓↓↓
出典:http://crea.bunshun.jp/ (C) R. Ian Lloyd / Masterfile / amanaimages
イタリアの教会で古典的なフラスコ画を目の当たりにした荒木かおりさん。
復元に興味を持つことになります。
その後、父親の仕事を手伝うようになります。
実は、荒木かおりさんの父親も国宝を復元するお仕事をしていたのです。
ということで、続いては荒木かおりさんの父親についてご紹介!
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荒木かおり(彩色復元師)の父親は川面稜一(かわもりょういち)!
出典:http://www.kawamo-art.com/
荒木かおりさんの父親は川面稜一(かわもりょういち)さん。
建造物彩色の国選定保存技術保持者。
難しい肩書ですね…
荒木かおりさんと同じく、国宝・文化財の修復をされていた方。
建物物彩色という新ジャンルを気づいた方のようです。
そして、現在、荒木かおりさんが代表をつとめる川面美術研究所の創設者でもあります。
清水寺や北野天満宮などの修復作業を行われました。
文化功労賞を受賞したり、内閣総理大臣から木杯を授与されたりしています。
2005年に他界されていますが、すごい方だったんですね。
荒木かおりさんは、父親である川面稜一さんがお仕事をする姿を見て育っています。
しかし、復元に興味を持つまでは、
「地味な仕事だな〜」
と思っていたみたいです。笑
荒木かおりさんが復元に興味をもってからは、
川面稜一さん、荒木かおりさんは親子で一緒に復元作業をしていたそうです。
「大人になってから一緒に親子で長時間の作業をする。」
あまり、普通の家庭ではない事ですよね。
親子の仲が深まりそうな素敵な関係性ですね!
荒木かおり(彩色復元師)の家族について!旦那、子供は?
さて、続いては彩色復元師の荒木かおりさんのご家族について。
父親はさきほどご紹介した通り、川面稜一さん。
名字が川面さんから、荒木さんに変わっていますのでご結婚はされているみたいです。
旦那さんや子供などの情報は見つかりませんでした。。
父親の背中を見て育ち、その意志を受け継いだ荒木かおりさん。
お子さんがいたら、既にその背中で思いを伝えているかもしれませんね!
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世界が称賛する荒木かおりの職人技「古色復元模写」
これまで彩色復元の世界では、2つのテクニックがありました。
「現状模写」・・・そのままの状態を写す
「復元模写」・・・新品同様に戻す
この2つです。
しかし、荒木さんが可能にしたテクニックがこちら。
「古色復元模写」・・・作者の作風、癖から作品の「味」までも再現する
これは、世界でも称賛されるスゴイ技術だそうです。
同じ日本人として誇らしいですね♪♪
こうしたプロフェッショナルな職人技を持った日本の方は沢山いるはずです。
もっとテレビなどで脚光を浴びると良いですね♪♪
荒木かおりが復元した作品
荒木かおりさんが担当して復元した作品をいくつかご紹介いたします。
どれも有名なところばかりです!
平等院鳳凰堂 〜10円玉のデザインにもなっている世界遺産の修復〜
出典:http://www.news-postseven.com/
あなたもご存知でしょう。
10円玉のデザインに採用されている事で有名ですよね!
京都府宇治市にある平等院鳳凰堂です。
世界遺産にもなっています。
こちらでは破損した瓦などの復元もあわせて行われたそうです。
それにしても、水面にもキレイに映っていますね!!
一度は行ってみたい!
仁和寺 〜世界遺産:九所明神の本殿三殿〜
出典:http://makoto55.jugem.cc/
こちらも同じく京都にある世界遺産。
真言宗の総本山、仁和寺(にんなじ)です。
歴史の教科書に出てきましたよね。
二条城二の丸御殿 〜世界遺産:1000点を超える障壁画の復元〜
出典:http://www.kyobunka.or.jp/
左が復元前、右が復元後です。素晴らしいですね!!
京都にある世界遺産、二条城。
1000点を超える障壁画の復元作業は現在進行中です。
ちなみに復元作業、どのくらいのペースで進むと思いますか??
なんと、1日がかりで約10cm四方!
たったの10cm × 10cm だけなんだそうです。
1番一般的な折り紙が15cm四方。
それよりも小さいだなんて・・・
とっても気が遠くなる作業ですね・・・
達成感はスゴそうです!!
これからも頑張って欲しいですね♪
さて、いかがでしたでしょうか?
あなたも訪れた事のある場所もあったのでは!?
私も修学旅行などで訪れたところが何箇所かありました。
日本の歴史は、荒木かおりさんのようなプロフェッショナルの手によって守られているんだなと感じました。
感謝ですね!ありがとうございます!!
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荒木かおり(彩色復元師)の年収は?
彩色復元師さんはかなりコアな職業。
一体、どのくらいの年収なのか情報はありませんでした。
・国宝や文化財のような国にとって重要な物を扱う仕事である
・荒木かおりさんだからこそのプロフェッショナルな技術を持っている
このあたりを考慮するとある程度、年収は高いのではないでしょうか。
1000万円前後は稼がれていても不思議ではありません。
また、お寺などは不況に影響を受けないといいますよね。
そのため、安定している仕事とも言えるのではないでしょうか。
今回も最後までご覧頂きありがとうございます。
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